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社会で起こっている様々な問題は、
まずは自分の頭で考えることが大切だと思う。

この漫画は、
生活保護の問題をどう解決するか?
ではなく、生活保護の問題とは何か?
を、僕たち一人ひとりが自分の頭で考えるために、
とても素晴らしい入門書だと思う。

少なくとも僕は、
読者に、自分の頭で考えてもらうことを目的に
書かれているんじゃないかと感じさせられた訳です。

そこが、この漫画の一番のオススメポイントなのだ!

自分の思想を展開することは大切だし、
それはもちろん、知識人としての使命だとも思う。

でも、僕たち一人ひとりが心がけなきゃならないことは、
自分の感情や感覚を大切にすることだと思う。
曇りなき眼で、事実を見据えることだと思う。
そして、自分で考えてみることだと思うのです。

その上で、様々な主義主張を検討すること、
それが大切なんじゃないかって思うわけです。

この漫画は、どこにも偏っていない。
これはあくまでの僕の感覚だけど、作者は、
偏らないように必死で頑張って葛藤しているように
感じてしまうんです。
そこが、この漫画に僕が感銘を受けた理由の一つでもある。

僕たちは、葛藤を忘れちゃいけないと思う。
自分が正しいと思い込むことの危険性を忘れちゃいけない
と、僕は強く思うわけです。

この本は、もちろん生活保護の問題について、
様々な示唆を与えてくれる本だけど、同時に、
「問題」をまっすぐに見つめ続けようとする、
真摯で誠実な「姿勢」を感じさせてくれる本でもある。
と、僕は思った次第です、はい。

様々な意味で、読んでみて欲しいと思う一冊です♪

健康で文化的な最低限度の生活 1 (ビッグコミックス)