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高齢者のための本じゃない。
僕たち40代のための本だと思う。

誰でも知ってると思うけど、
2008年の1.28億人をピークに、
日本の人口は減少してる。
そして、高齢化してる。

2014年時点で、人口の25.9%が65歳以上。
2040年代には人口が1億を割ると言われているけど、
その時には人口の40%が65歳以上で、
しかも25%が75歳以上だって言われている。

1966年に日本の人口が1億人を超えた時には、
65歳以上の人口は、わずか7%だったから、
同じ1億人でも、内容はまったく違う。

そして、2040年代って言ったら、
僕だって65歳以上だ。

人ごとのように考えてた、高齢者のことや
高齢化社会のこと。よくよく考えたら、
2040年代には僕だって高齢者だ。

そう考えながらこの本を読んだら、
まったくもってこの現象は自分ごとだって思った。
そして、46歳になる僕だって、もうそろそろ、
高齢者になっていく準備を始めなくちゃならない、
って思ったわけです。

この本に、こんな事が書いてある。

(以下、引用)
「シルバー・デモクラシー」時代が迫る。
人口の4割が高齢者という超高齢化社会では
有権者人口の5割、「老人は投票に行く」という
傾向を踏まえれば現実に投票に行く人の6割を
高齢者が占めることになる。
「老人の、老人による、老人のための政治」に
なりかねない。
(以上、引用)

若い世代、子どもたちの世代が、イキイキと
楽しく生きていける社会を作ろうとしている?
自分たちにとって快適な社会を作ろうとしてない?
もっともっと、考えなくちゃ。
人生の終焉に向かう「向かい方」「遺し方」
「伝承したい未来」について、考えなくちゃ!
って思ったわけ。

団塊の世代である寺島実郎による、団塊世代への
メッセージ色が濃い本だけど、僕的には、
僕たち40代こそが読まなくちゃいけない本だって、
そう感じたわけです。

こんなデータもある。

(以下、引用)
総務省統計局の「家計調査(貯蓄編)」を基に、
国民の金融資産保有状況(2014年)をみると、
貯蓄の58%、有価証券の72%は60歳以上の世代
が保有している。つまり、株化の動きに最も敏感であり、
金融政策主導で、日銀のETF(指数連動型上場投資信託受益権)
買いだろうが、GPIF(年金基金)による株式投資の拡大
だろうが、株高誘導政策には「なんでもやってくれ」と
いわんばかりに共感する土壌を形成しているのが高齢者
なのである。
(以上、引用)

もちろん、高齢者の知見や経験から学ぶべきことは
たくさんあるし、何はともあれ年長者を尊敬する
ことには大賛成だ。

だけど、自己保身のために若い世代にツケを回すような
そんな大人にはなりたくないし、なるべきじゃない。
やっぱりこの本は、僕たち40代から読んでおくべき
大切な「終活」だ!って思いました。

さてさて、そこの40代のあなた!
この本読んで、一緒に終活を考えようではありませんか♪

シルバー・デモクラシー――戦後世代の覚悟と責任 (岩波新書)