本の森002 ヘヴン 川上未映子(講談社文庫)

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圧倒的な読後感。
読み応えのある小説とは、このような小説のことを言うのだと思う。
主人公である14歳の少年少女たちを通じて私たちは、生きるということの不条理さや美しさ、切なさや哀しさを知るだろう。
物語の中心は「苛め(イジメ)」だけれど、物語の奥にある本質は「生きること」「世界と向き合うこと」だと思う。
私たちは主人公たちのように、世界と真剣に向き合えているのだろうか?
社会や時代や人間関係や、そんな様々なものごとに対して向き合っているのか、あるいはただただ流されているのか?
そんなことを考えさせられる1冊です。
読み始めると眠れなくなるので、ご注意を(笑)
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