本の森009 それをお金で買いますか マイケル・サンデル(ハヤカワ文庫)

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社会の現実を知ることは、自分自身を知ることでもあると教えてくれる本。

私たちは、お金によって動く社会に慣れてしまっている。
自分たちの暮らすこの国や、コミュニティを善くするため
の活動に参加することよりも、お金を払っているのだから
公共からサービスを受け取ることは当たり前、という状況
に慣れてしまっている。

国民や県民、社員、構成メンバー…etcとしての「当事者意識」
よりも、サービスを受け取る側としての、「消費者意識」が
染み付いてしまっているように思う。

ルソーは言った。
公共サービスが国民の主要な仕事でなくなり、
国民が体ではなくお金によって奉仕するようになるや、
国家の崩壊は遠くない将来に迫っている、と。

また、アリストテレスはこう言った。
われわれは、正しく行動することによって正しくなる。
節度を持って行動することによって節度を身につける。
勇敢に行動することによって勇敢になる、と。

この本は、社会を生きる私たちにとって、
とても大切なことを考えさせてくれる。

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