「発信する意味」を考えさせられました。

お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、公式YouTubeチャンネルで公開した動画で、愛知県・犬山市から任命されたオリンピック・パラリンピックの聖火ランナーを辞退したことを発表した。(Yahooニュース)https://news.yahoo.co.jp/pickup/6384095

 

2月2日の、東京五輪組織委員会の森喜朗会長の「東京オリンピックは、今夏に必ず開催する」「一番大きな問題はコロナと世論だ」「やるかやらないかの議論ではなく、どうやるかだ」等、一連の発言を受けて、事態を決意したとコメントした。

 

「自分の意見を誰にも曲げられずに、編集されることなく意見を伝える場所というのが、YouTubeの最大の魅力だと思っているので、僕個人が辞退するという理由を述べさせていただきました」「オリンピック開催は願っていますけども、延期派です。いずれまたオリンピックがこの東京で開催されることも強く願ってます」と、自身の想いやスタンスについて明らかにした。

この発言は、素晴らしいと思う。
なぜ、素晴らしいと感じたのかというと、理由は2つある。

①森会長への批判だけでなく、立場のある人、社会的影響力を持つ人たちの、後先を考えない発言に対する痛烈な批判だったこと。
②聖火ランナーを辞退したことは、ある意味で開催延期の方向へと世論を動かすための伏線なのではないかと感じた。というのも、森会長のお騒がせ発言を「好機」と捉え、早急に発言することで、政府を含め、オリンピック開催を目的化してしまっている思考停止状態を、広く世論に知らせようとしていること。

つまり田村氏の発言は、
「社会的影響力のある立場の人間が、自分の意見を発信することの意味や意義をきちんと理解するべきだ」
ということを、行動で示すものだったように感じたわけです。

ただ感情的に、オリンピック開催延期という大きな決断について私見を述べるのではなく、自分の立場と影響力をきちんと踏まえた上で、効果的なタイミングで発言する。

僕の仕事柄、これはリーダーとして必要不可欠な態度だと感じたわけです。

自分が、相手からどう見られているのか?
相手は自分に何を期待しているのか?
自分の発言が、相手にどのような影響を与えるものなのか?

自分の立場や、立ち位置、影響力などを常に考えながら、不用意に私見を述べることなく、効果的なタイミングで最大の効果を狙おうと努めることが、リーダーにとって極めて重要だと思う。
朝からニュースを読んで、思わず感心してしまいました。

僕も見習わなきゃなー、と思った朝でした。。。

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