本の森

本の森068 私という運命について 白石一文(角川文庫)

これは、大人が書いた、大人のための小説だと思う。

大人の女性には是非読んでもらいたいなと思うけど、
男性諸氏にも読んで欲しいと思った。

大人な方、大人でありたいと思っている方、
はたまた大人になりたいと思っている方にオススメです!

最近の僕は、この作家に首ったけです♪
本当に素晴らしい小説家だと思う。

ちなみに、ドラマ化もされています。
僕の大好きな永作博美が主人公です♪

https://eiga.com/news/20140115/2/


本の森067  火車 宮部みゆき(新潮文庫)

本の森067 火車 宮部みゆき(新潮文庫)

問題は、人にあるのではない。 問題そのものに、問題がある。 ちょっと唐突かもしれないけど、 この本について話をするためには、 「お金」の話が必要不可欠なので、まずはそこから。 お金を貸すためには、相手に対する信用が必要だ […]

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本の森066   13階段 高野和明(講談社文庫)

本の森066 13階段 高野和明(講談社文庫)

あっという間に読めてしまうほど面白い。 でも、読み終えた後、ものすごく重い…。 人が人を裁くことは可能か? 私刑という言葉がある。 死刑じゃない、私刑。 私刑 個人や集団が、法律によらずに加える制裁。 私的制裁。リンチ。 […]

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本の森065 奇跡の人 原田マハ(双葉文庫)

本の森065 奇跡の人 原田マハ(双葉文庫)

不自由から自由への凄まじい生き様がここにある。 奇跡の人という映画を、子供の頃に観た憶えがある。 映画「奇跡の人」 確か、学校の講堂で観た。 サリバン先生の教え方が怖かったことを記憶している。 なんて怖い先生なんだろう、 […]

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本の森064  羊と鋼の森 宮下奈都(文春文庫)

本の森064 羊と鋼の森 宮下奈都(文春文庫)

人は、魅せられて、運ばれる。 ここではない、どこかへ。 この本の主人公が魅せられたのは、 ピアノの調律師、板鳥さん。 17歳の時だった。 僕の場合は、小学校の先生。 5、6年生の時の担任、藤田先生。 魅せられる、打たれる […]

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本の森063  ツナグ 辻村深月(新潮文庫)

本の森063 ツナグ 辻村深月(新潮文庫)

亡くなってしまった人と、たった一人 だけ会うことができるとしたら、誰に 逢いたい? 「おばあちゃん」 妻がそう言った。 でも次の瞬間、 「でもやっぱりいいや」 「どうして?」 「逢うと、もっと寂しくなるから」 「不在」の […]

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本の森062  かがみの孤城 辻村深月(ポプラ社)

本の森062 かがみの孤城 辻村深月(ポプラ社)

電車の中で、涙を隠したのは久しぶりだった。 2018年本屋大賞受賞作。たまにはそんな、 メジャーでタイムリーな小説も読んでみよ うかなと、軽い気持ちで手にとった本。 だけど、ヤラレタ…。 完全に、この小説に魅せられてしま […]

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本の森061  皆月 花村萬月(講談社文庫)

本の森061 皆月 花村萬月(講談社文庫)

この小説には、「人生」がある。 もしかしたら、僕たちにはあまり縁が ない人生かもしれないけれど、でも、 確かに「生きている」主人公たちの、 壮絶な人生の物語が、ここにはある。 この、凄まじくも愛おしい彼らの人生の 中に、 […]

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本の森060 ちょっとした貼り紙

本の森060 ちょっとした貼り紙

  小さなことかもしれないけれど… お客さま目線でサービスを考えるって、 こういうことなのかもしれないって思う。 もちろん、これだけが正しいということじゃ ないけれど、でも、こういう発想って大事な んじゃないか […]

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本の森059  レベル7 宮部みゆき(新潮文庫)

本の森059 レベル7 宮部みゆき(新潮文庫)

正論は、誰も幸せにしない。 正論は、伝わらない。 でもね。 正論はやっぱり正しい(当たり前だけど) でも、正しいことなのに伝わらないのはなぜだろう? それは… それを(正論を)言う人が、相手に対して 「こっちは正しくて、 […]

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