誰にでも、ドラマはある。小説ではなく、現実として。
何気なく見ている日常の風景。
その辺を歩いている人々。
日々の日常の中で、すれ違う人たち。
その一人一人の日常にも、
かけがえのない、その人にしか起こり得ない、
ささやかだけれど確かな物語がある。
この本は、フィクションではない。
現実は、小説より奇なり。
本書は、この言葉が持つ意味を
リアルに感じさせてくれる一冊だ。
一人一人、誰もが違う、
独自の物語を生きている。
だからこそ、
人と人とは分かり合えることなどない。
ただ、目を凝らし耳を傾けるその先に、
新たなる物語を見つけることはできる。
そう考えると、世界には、
人と人との関係性には、発見しかない。
この本は僕に、人間の面白さ、
生きることの困難さと人生の愛おしさを
教えてくれた。
様々な人生を感じたいすべての人に、
オススメの一冊です。
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