リーダー、経営者に必ず進める戦後史。
僕たちが暮らす社会。
戦後から高度経済成長期を経て、
現代社会に至る歴史、現代社会の成り立ち、
どんなことが起こって、どのような歴史を経て、
僕たちはこの社会に生きているのか?
この社会はこれからどこへ向かうのか?
現実に根ざした事実を考察し、僕たちの暮らす、
この現代社会を現実的に見つめた名著。
僕たちは社会の現実を見つめる術を知らない。
溢れる情報に流され、自分の価値観や思い込み、
世間の流行に左右されながら社会を見てしまう。
この本は、一つ一つ統計データを参照しながら、
現代社会を地に足がついた視点で見つめている。
もちろん、ここに書かれていることだって、
作者の価値観に基づく「独自の歴史認識」だ。
だけど、少なくとも僕は、この本に共感し、
ここに書かれていることに共通認識を持った。
この社会の現実について、歴史について、
そしてこの社会の未来について考察されている本だけど、
でも僕には、組織について、会社についての現実と、
その未来についての考察として最良の教科書だと感じている。
だから、経営者やリーダーにはいつもこの本を進めている。
何度も何度も読み返し、自分の生きている時代を知り、
現在に至るまでの物語を知り、未来を考える。
それはまるで、一人の人間の人生を見ているような、
そんな気持ちと似ていると感じる。
他者を知り、自身を知る。
それが、人が人と関わることで得られる最も大切なことだと、
僕は考えている。
同じように、社会を知り、自分の立っている場所を知ることは、
この社会で生き抜いていくために最も重要なことだと考えている。
だからこそ。
この本は、あなたが生きるための入門書でもある。
あなたの未来を考える上での羅針盤になってくれると思う。
この社会を、
あなたが「生き抜いていく」ために、
この本はきっとあなたの役に立つと僕は思う。