何故だかいつも勇気を貰える。
だからもう3年以上、定期購読している雑誌です。
こんな言い方をすると叱られそうだけど、
日本の田舎の小さな村で、静かに革命が起きてる。
生きるための、農業を楽しく続けていくための、
イノベーションが起きてる。
自分たちの暮らす場所は、自分たちで守る。
自分たちの仕事を自分たちで考える。
自分たちで工夫し、自分たちで楽しむ。
自然とともに、より善く生きるために…。
ドラッカーは言った。
優れたリーダーは、“私”とは言わない。
意識して言わないのではない。
“私”を考えないのである。
いつも、“われわれ”を考える。
(ドラッカー名著集(4)『非営利組織の経営』)
いいこと言うなー!
とか思っていたけど、この本を読むと、
「そんなの、あたり前じゃん」
って、シンプルに感じさせられる。
だって、一人で生きてるわけないからね。
私ではなく、われわれだって!?
そんなのあたり前だよ。
って、言われている気がしちゃう。
でも、僕たちの「暮らし」って、
本当はこうでなくちゃダメじゃん!って思う。
助け合って、支え合って、譲り合って、
みんなで考えて、みんなで楽しんで、
そして、みんなで豊かに生きていく。
この本は、そんな「豊かな工夫」に溢れている。
これこそ、生きたイノベーションだ!
ささやかだけれど確かな「試行錯誤」だ!
創意工夫の宝石箱やー(笑)
小さな気づきと小さな工夫が集まれば、
大きな大きな智恵の輪になる。
僕たちの未来に、迷ったり悩んだりして、
立ち止まってしまっている僕たちの毎日に、
勇気と希望を与えてくれる本だと思います!
ぜひ手にとってみてください。
季刊地域(31) 2017年 11 月号 [雑誌]: 現代農業 増刊